(7)大腸癌(横行結腸癌)

平成16年6月13日朝、自宅トイレで断続的に3度に渡り下血がありま
した。
大学病院救急救命センターへ駆け込み診察を受けた結果消化器内科へ緊急
入院することとなり保存的治療が施され取りあえず下血は治まりました。

翌日からは検査続きとなり、大腸拡大内視鏡検査の結果横行結腸に癌が発
見されました。

横行結腸癌は臨床病期が粘膜下層に止まるⅠ期と診断され、早期発見から
内視鏡手術を検討されましたが、より根治的手術を行う上から消化器外科
での腹
腔鏡手術をすることに決まりました。

医師の説明によりますと、大腸癌は高齢化や食習慣の欧米化により増加傾
向にあり、日本人の場合S状結腸と直腸にできる癌が約7割をとのことで
した。

大腸癌の初期症状は便に血液が混ったり・便の表面に血液や粘膜が付着す
るというようなことが多いほか、便秘・下痢・腹痛などがありますが、初
期には
むしろ無症状のことが多いようです。






大腸癌は大腸内壁側の粘膜で発生し徐々に大腸壁に侵入進行するにつれリ
ンパ節や肝臓肺などへ転移します。

癌は粘膜に止まる0期と粘膜下層に止まるⅠ期なら完全切除できるなら内
視鏡手術が標準治療です。

内視鏡手術は腫瘍の下に生理食塩水を注入し腫瘍を浮き上がらせワイヤを
かけ高周波電流で焼き切る内視鏡的粘膜切除術と、腫瘍の周囲と下部にナ
イフを
入れ剥がし取る内視鏡的粘膜下層剥離術の2つがあります。

癌が粘膜下層を超えて腸内壁に食い込むなどして内視鏡治療では対応でき
ない場合は、外科的手術の開腹手術と腹腔鏡手術が対象で、最近は腹腔鏡
手術が
主流なのです。

腹腔鏡手術は腹部に数カ所穴を開け、カメラ・電気メス・鉗子を挿入し医
師がモニター画面で操作します、腹腔鏡手術は手術後の回復が早いことか
ら、患者にとっては望ましい手術といえます。

消化器外科での腹腔鏡手術に決まって以降、消化器外科病棟に空きベット
が出なかったことから、消化器外科病棟のベット空き待ちで6月26日に
一旦退
院して、自宅待機をすることになりました。

入院検査費用は、入院料・手術料・検査料・画像診断料・投薬注射料等で
医療保険を適用して支払い、後日高額療養費に対する自己負担月額限度額
を超え
た金額が区役所国保給付係から還付され、実質負担額は約3万4千
円で済みました。