(11)白内障

ドライアイ治療中の眼科医から大学病院眼科白内障専門医師宛てに書いて
頂いた紹介状を平成31年3月26日に持参して大学病院を訪れました。
眼科外来診察予約日が5月8日に決まりました。

医師の説明によれば、人の目はカメラのレンズに相当するもで、水晶体は
直径9mm・厚さ4mmの凸レンズ形状をしていて膜に包まれています。

フイルムにあたる部分が網膜で、ここに光が当たると視神経を通じて像が
脳に送られます。
正常な水晶体は透明で光を良く通します。

しかし、様々な原因で水晶体の中身の蛋白質が変質して濁ってくると「白
内障」になるのです。
水晶体が濁ると、光がうまく通過出来なくなり、光が乱反射して網膜に鮮
明な映像が結べなくなり、視力が低下します。
白内障の主な症状は「目がかすむ、像が二重・三重に見える」ことです。

日常に支障がない程度であれば点眼薬や内服薬で白内障の進行を遅らせる
ことが出来ますが、症状を改
善したり、視力を回復させることは出来ませ
ん。

日常に不自由を感じるようであれば、治療は手術をするほかありません、
白内障手術は年間約120万件行われていると言われます。
白内障手術は濁った水晶体を除去して、水晶体に代わる検査データに基づ
いてコンピューター予測した
適切な度数の眼内レンズを眼に挿入するもの
です。

眼内レンズには世界中で最も一般的に使用されている単焦点眼内レンズを
挿入すると、焦点が合う範囲
は限定されます。

メガネをかけずに遠くが見えるようにしたい人にはピントを5m先に合わ
せた眼内レンズが適しており
手元をみるときは老眼鏡などが必要になりま
す。

メガネをかけずに手元が見えるようにしたい人にはピントを30cmに合
わせた眼内レンズが適してお
り遠くを見るときは遠用メガネが必要になり
ます。

白内障手術費用は健康保険適用3割負担で、入院費用(差額ベット)は別で
片目につき約5万円です。多焦点眼内レンズを挿入すると、遠近両用メガ
ネに
類似の機能を持ちますが、見え方の質に微妙な低下がおきるとの報告
がされております。

費用は健康保険の適用は無く、片目につき38万円前後ですが、健康保険
の自己負担割合などによって
異なります。

また、手術後3か月ほどしてから、手術後に残っている屈折異常(遠・近・
乱視)に対するレーザー治療
を行うと、更に見え方が向上する場合があり、
費用
は入院・健康保険適用外で157,500円です。

大学病院眼科外来診察予約当日に診察を受け、手術前の心電図・検尿・採
血・眼科検査及び入院手術日
程の打合せを行いました。

右眼手術は7月16日と決まり、16日~18日間の2泊3日の入院とな
りました。

左眼手術は7月23日と決まり、入院は23日~25日間の2泊3日とな
りました。

手術3日前から1日3回抗菌剤の点眼を開始して、入院前日には手術後当
面「目」の保護上洗髪・洗顔
禁止となることから入浴を済ませておきまし
た。

7月16日10時前に入院受付を済ませ、病室へ入り手術の身支度をして、
昼食を済ませ、手術順番を
待機して待っておりました。

手術順番時間になり、看護師に車椅子で運ばれて手

術室へ入りました。

白内障手術は心電図・自動血圧計をつけ点眼麻酔効果で痛みは無く、濁っ
た水晶体を眼内レンズに置換
えたことで手術中の投光が眩しく眼に映りま
した。
右眼白内障手術極めて機械的に15分間程で終わりました。

手術翌日から目の炎症・感染・アレルギー症状を抑える薬を朝昼晩の3回
点眼することになりました。

手術後1週間経過して洗顔・洗髪が許され、毛染めパーマ・アイメークは
約1か月後から可能です。

食事については制限されませんが、酒は炎症を悪化させ、タバコは目に刺
激を与えますので、1週間は
控えるよう注意されました。

左眼手術は7月23日に右眼同様に行われ、手術後両眼共矯正視力は1.0
になり、白内障手術した約
6割以上の人が矯正視力1.0になっており、4
以下の人は視力0.5~0.9になっております。

その後ドライアイ治療中の眼科医院へ定期的に通院をし経過観察をして頂

いております。