(17)睡眠時無呼吸症候群

平成11年3月に心筋梗塞で大学病院循環器内科にて入院手術を受けて以
降3か月ごとに経過診察と投
薬を受け、半年毎に睡眠時の心電図波形を記
録する
ホルター心電図検査を受けに通院しておりました。

ホルター心電図検査は夜間や運動時の症状出現時に不整脈の性状・頻度の
解析を記録されるため、虚血
性心疾患の発見に極めて有用であります。

平成23年9月21日のホルター心電図検査において睡眠中に激しい頻脈
が計測され、担当医師から緊
急電話連絡がありました。
睡眠中に頻脈の自覚症状はありませんでした。

大学病院循環器内科外来に出向き心電図を改めて計測した結果は、特に異
常は見つかりませんでした。

医師からの問診への応答で「夜間睡眠中一時的に呼吸が止まっている、い
びきが激しい。」と妻から言
われたことがあると告げました。

睡眠時無呼吸症候群ではとの疑いで、9月21日に呼吸器内科の診察を受
け、睡眠時無呼吸・低呼吸計
測器(スリープテスター)を貸与されました。

夜間の睡眠中に一時的に陥る無呼吸・低呼吸を計測したスリープテスター
を、翌日呼吸器検査室に持参
いたしました。

計測結果は無呼吸指数9.7でした。
無呼吸指数分類は無呼吸指数5以下は正常・15以上は異常中程度・30
以上は異常です。

経過観察をすることになりましたが、治療を兼ねいびきを止めるためのマ
ウスピースを作ることを勧め
られ、歯科口腔外科を紹介されました。





閉塞を防いで無呼吸・低呼吸状態を抑え、併せていびきも抑える効果が見
込まれるのです。
早速、歯科口腔外科に出向き、マウスピースの製作を依頼し歯形を採られ
ました。
数日後に出来上がったマウスピースの装着調整を行いました。

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に10秒以上続く呼吸停止が1時間に5回以
上あると、この病気の可能性
が高いと判断されます。
低酸素状態が断続的に続くことで高血圧や脳卒中や心疾患など様々な合併
症も引き起こします。
大きないびきをかくのも特徴です。

睡眠時間を確保しても睡眠途中で睡眠が分断され脳が十分休まらないため
昼間に眠気を引き起こし運転
中などに発作が起こると事故の原因にもなり
ます。
脳内のオレキシンという覚醒維持に関連した物質の低下が病気に関係して
いることが分かっています。

その後、マウスピースをつけて夜間中の睡眠をとり始めた結果、いびきは
大方なくなり、無呼吸状態も
徐々に改善されつつあります。
現在、スリープテスター検査を受けるために半年毎に通院しております。

直近のスリープテスター検査結果は無呼吸指数8.8でした。